流星シラップソーダ 

 ラクに生きたいよまったく。気になる記事があればコメント気軽にどーぞー

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金沢放浪記 参 お茶菓子とお茶と武家屋敷とお土産と 

2013/05/02 Thu.

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 武家屋敷跡 冬の風物詩こも掛け
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 野村家の庭園
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 庭を眺めながらお茶
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 和菓子手作り体験。
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 金沢の老舗銘菓の社長さん自ら指南。不器用すぎる。
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 自作の3つ。善いお土産と思い出ができました。
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 金沢での最後のご飯。加賀野菜と郷土料理治部煮。蟹の天ぷらがうまうま。
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 駅でお土産を見繕って。
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 サンキュー金沢。
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 帰りに乗り換えついでに途中下車して大学時代の友人と待ち合わせご飯。塩麹を使った専門店でアワオドリを食す。うまうま。
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 帰って荷物整理しつつ、猫を膝に抱き、家に帰ってきたことを実感。

お土産編
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 のどグロの一夜干し。大吟醸手取川(ちょうど新種祭り開催中でした)。うますぎる!また機会があったら通販してでも食べたいな。
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 和三盆を使ったかわいい落雁たち。
 





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金沢放浪記 弐 Under water 金沢21世紀美術館 

2013/05/02 Thu.

 ※二月に金沢行ったときの写真です。途中止めだったもので。
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 金沢に行った理由は主にここ。金沢21世紀美術館に行きたかった為でした。NHKで21世紀美術館の建築を担当したサナーの特集番組が放送されていたのを見て。最も人気の高い美術館だっけ?
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 上から
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 お互いに協力して?
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 上のお客さんがのぞいてくれないとね。
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 壁に写り込む波模様も良い。
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 館内のトイレのどこかに、祭壇が在ります。
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 前菜はバイキングでパレットを渡されます。
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 並べるセンスなし。
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 メイン魚。
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 ハーブティーとイチゴタルト(ハーブティーがものすごく美味しかった。ケーキもイチゴの配置が参考になるのでした。

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金沢放浪記 壱 天地無用の兼六園雪吊りー 

2013/02/13 Wed.

 ただいまさん。

 金沢に行ってきましたので、そのお写真を載せておきます。

 夕方、店じまいの頃。これからどこ行けば良いんだ?ってことで、町中の観光案内所に訪ねたら、偶然にも兼六園で無料開放ライトアップイベントが行われているとのこと。
 寒すぎて頭痛がしてきましたが、なんとかアマチュアカメラマン(すんごい機材!!)の方たちに混ざってパシャリ。
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 この日は午前中雪で地面には雪が残っていましたが、雪吊りされた木には雪残っていませんでした(残念)
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 でもアマチュアカメラマンさんたち曰く、こんなに風がなくて、池の水が揺れることなく写せる日は滅多にない!とのこと!らっきー☆
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 イベントでパティシエ辻口博啓さんの限定ケーキ(ブルーベリーのタルト)も食べることができました。セットのコーヒーに救われたよ。

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ニーヘーデービル うちなー(ありがとう沖縄) 

2013/01/04 Fri.

 にーへーでーびる うちなーと題しまして、手抜き沖縄旅行れぽれぽ。
 定番なスポットが多いです。

 
 空港からレンタカー会社にピストン移送されながら、米軍の施設や海上保安庁の巨大な船を見つつ、昨今のニュースがちらちらと頭に浮かびます。

 午後便で到着するも、レンタカー会社で大きく足止めされまして・・・。
 朝空港で食べたおにぎり一個以来何も食すことができず。
 到着した沖縄は曇りで、案の定私は頭痛が始まってしまいました。
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 頭痛と低血糖により、最悪な体調で首里城入り。
 それでも、かつて首里天が主が飲んでいた湧き水が未だに枯れることなく湧き続けていたり。琉球の神話い出てくる「神が作られた聖地」と伝えられている拝礼所(見た目は木が茂っている小さい庭を囲って中が見えない)もありまして、随所に神秘的な匂いが・・・。ガイドボランティアのおじさんたちの格好も琉球王国時代の仕官の格好できゅんきゅんしました。正殿も見た目はチャイナーな朱色で龍が目立ちますが、屋根のソリはおそらく唐破風(違ったらごめん)で日本固有の建築様式で絶妙のミックス加減で面白い。叶うなら、500年前の本物の姿を見てみたいー。正殿の中も博物館になっていて、王様家族の着物や家系図、歴代王様の肖像画のレプリカが並んでいて大興奮でした。

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 低血糖+嗅ぎ慣れない館内の匂いでダメダメでしたが、なんとか首里城公園内のレストランで初の食べ物にありつく。タコライスとソーキそばのセット。しかし、レストラン内の匂いがどうしてもダメで、少ししか手をつけられず、申し訳ないことをしました。
 この日は国際通りをうろつく予定でしたが、体調が回復せず中止。とりあえずコンビニでゼリーやヨーグルトを買って、ホテルに帰って頭痛薬を飲みましたが、結局なにもかももどしてしまいました。(そして回復に向かいましたとさ)

 翌日は頭痛も消えていて、ホテルのレストランでおかゆを食べることができましたー。

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 そして今回いちばん私がやりたかったのが、カヌーでマングローブの森を通り抜けるアクティヴィティ。
 天気は荒れ模様で風も強かったのですが、中止はないということだったので、指定集合場所を目指して高速をぶっ飛ばし、少々遅刻気味でしたが、無事到着。カヌー基本2人乗りでしたが、あぶれてしまい私だけ独り乗り。この日は風が強くて、マングローブの群生地にたどり着くまで、向かい風の中死にものぐるいで漕いで漕いで、また風に流されて〜その繰り返しだけで腕がパンパンになってしまいました。(その後数日筋肉痛にのたうち回る)。でも楽しかった。びしょびしょになりつつも、漕いで漕いで、マングローブの群生地につくと、今までの風は何だったのか?ってくらいマングローブの森に守られている間は穏やかなのでした。
 3時間ほどのコースでしたが、沖縄の川は干満があり、刻一刻と水量も変化してゆき、油断すると座礁しつつ、マングローブに引っかかりながらもただ景色を楽しむだけじゃなく、体を動かしながらマングローブの生態やそこに暮らす生き物たちについても解りやすく説明してもらえるので、大満足でした。着替えた後は、手作りのサーターアンダギーとお茶でほっこり休憩。笑いの絶えないチームでしたvvそして一路、美ら海水族館へ。
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 バイキングランチをすませて水族館へ。目玉の大迫力の水槽はやはり凄かったです。何時間居ても飽きない飽きない。別館のマナティ館やウミガメ館、イルカラグーンもそれぞれ心行くまで動物たちを眺められる空間になっているのでゆっくりと過ごせました。総合休憩所に展示されていた深海魚たちの巨大なホルマリン漬けや解剖方法の記録とかも在りまして、なかなか興味深かったです。帰りに道の駅に寄り道して、地元でとれたパイナップルや謎な果物をかって車内で食べました。うまうま。
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 夜は国際通りへ。地元のアーティストのライブが聴ける居酒屋に呼び込まれて中へ。おそらく観光客ではなく、アーティストの地元のファンが集まっていたんだと思います。店員に注文を伝えるにも爆音が凄まじくて身振り手振りでメニューを指差しながら(汗)
 海ぶどう、天ぷら盛り合わせ(紅芋、もずく、アーサ、島らっきょう、エビetc)、ジーマミー豆腐、ゴーヤーサラダ、刺身盛り合わせ、お茶漬け、泡盛で作った梅酒×2、泡盛、ビールを注文。
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 ほんのり酔いが回ってくるにつれ、ライブも最高潮に、「かんぱいの歌」やみんなで踊り狂う持ち歌?が在るらしく、郷に入っては郷に従え。で客と店員入り乱れて踊る!!!楽しかったーっv帰るときも、お客さん同士が「また来てねー、ばいばいー」と声をかけてくれて、アットホームな夜でした。
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 次の日は飛行機で石垣島へ飛びまして、レンタカーを借り、フェリーで竹富島へ。
 グラスボートに乗り換え、珊瑚礁を上からのぞきました。この日も悪天候の為、波が高く船が揺れて、船酔いでグッタリするひと続出でした。私は感動して平気でした。
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 テーブル珊瑚の間からカラフルな小魚たちが顔を出したり引っ込めたり。
 石垣の珊瑚礁は数が減ってきていますが、それは石垣でマンゴーやパイナップル、果物の栽培の為赤土が主だからだそうです。その赤土が雨で海に流れ込み、珊瑚たちが窒息してしまうそうな。
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 水牛車に揺られて、八重山の伝統的民家や個性的なシーサーを眺めるゆったりツアーです。
 担当してくれたのはヨーロッパからやってきた水牛のレキオ君。人間の歳で中学生くらいです。頻尿が玉に傷。
 時々止まってしまって、お兄さんにお尻をペチリとやられてはまた歩き出し。また止まっては草をもぐもぐ。なんとも癒されるゆたゆた気分なのでした。
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 顔もぱちり*ありがとう運んでくれて。どの子もみんな個性的です。
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 集落を散策して、同じ景観が続くので道に迷ったり。たまたま通りかかった地元のおばーに案内してもらってレストランにたどり着きました。おそらく東京とかでカフェやってたひとがこちらに来てレストラン開いた雰囲気のお店でしたが、料理おいしかったです。私はグルクン(タカサゴ)の唐揚げ定食。うまうまー。観光客も安心して食べられる味でした。付け合わせのゴーヤのピクルスがほろ苦くてツボでした。自分でも作ってみようかな。
 本当の特産は天然の車エビなのですが、残念ながら時季外れでした。

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 石垣に戻り、レンタカーで島を一周。わりとどこへでも短時間で行ける島です。残念ながら年末ということで、観光農園(マンゴー&パイナップル)直売所は閉められていました(涙)
 そして何気に面白かったのが石垣島鍾乳洞です(石垣には2カ所鍾乳洞が在ります)カルサイトがきらきら光って、目を凝らせばその奥の奥にもガウディが彫った彫刻が無限に立ち並んでいるようでした。
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 鍾乳洞に地味に感動しつつ、売店でアイスを買って休憩。沖縄にはこのアイスしかないのかってくらいそこかしこにあります。アメリカ生まれ沖縄育ちのブルーシールアイス。サトウキビ味。
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 定番のビーチを見ておかなければということで、川平(かびら)湾へ。見慣れた瀬戸内海とは違って透明ブルーな海水にうっとり。
 この日は公設市場を歩いて、コンビニによってカップラーメンとおでんとビールを買ってホテルで紅白を見ました。ホテルのロビーで年越し蕎麦もごちそうになりましたっv

 今回の旅でやはりいちばん困ったのが食べ物でした。観光地はほぼ沖縄料理屋さんと居酒屋がほとんどで、蕎麦屋は沖縄蕎麦専門店だし。ラーメン屋さんも少ないです。「普通のものが食べたい」人間の頼みの綱はコンビニしかなく、せめてファミレスが在ってほしかったです。やはり普段食べ慣れているものがいちばん。那覇空港で和蕎麦屋さんを見つけた瞬間に飛び込んだまろ家なのでした。

 沖縄で「神」だと思った食品も在りました。
 海ぶどう。いくらとかぷちぷち系が好きな人は最高だと思います。「これ地元で作ってくんないかな」と本気で思いました。国際通りの居酒屋で食べた後も道の駅で新鮮なのを購入して、連日ホテルで洗って食べていました。

 あとは「高麗グースー」という島唐辛子を泡盛と酢に漬けたタバスコみたいな激辛調味料。これも道の駅の試食コーナーでもずく蕎麦にかけたら辛いのなんの!気に入って購入。

 帰宅して、豆もちに高麗グースー+醤油+オリーブオイルでたれを作って辛さを楽しんでいます。毛穴が開きます。


 次沖縄来るときは、西表島にいってイリオモテヤマネコと仲良くしたいです(夢)

 ここまで読んでくれてありがとう。

 余談ですが、17℃前後の沖縄→5℃の広島。気温の差に耐えられません。引きこもってます(泣)




 そんな感じの旅でした。

 

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ひとたびも南無阿弥陀仏といふ人のはらすののぼらぬはなし6月26日~28日 

2007/07/03 Tue.

こころそのまま表に出るよ
大原 三千院 わらべ地蔵
 
 遅くなったけど、ひとり旅レポにちとお付き合いください。

 6月26日~28日まで京都に行って参りました。

 

△1日目
 高速バスでお昼前に京都駅に到着。
 そのまま市バスに乗り換え。清水寺方面に。
 観光客とは逆方向から清水を攻める。汗をだらだらかきながら、石段や坂を昇る。逆方向とは言っても、通るところは同じ。修学旅行中の中学生たと海外からの旅行者がわんさか。道中なんちゃって舞妓さんたちが豪快にこけているところに遭遇したりと…相変わらず摩訶不思議空間京都にであったのでした。

 そのまま歩いて「空也上人立像」を観に六波羅蜜寺に。
 六波羅密寺周辺は観光というよりは、仏像マニアの方たちがよく訪れる地域でして、私の他には、お遍路さんのご一行と大学教授らしきオーラをもつダンディなおじ様しかいませんでした。私自身も六波羅密寺は憧れの場所で、空也上人のほかにも、私の一等好きな四天王像が4対全て拝めるありがた~い場所なので、鼻息荒く宝物蔵に足を運んだところ、2体のみしか拝観できず。ガッッックシ。…でも、う、美しかった!時間を忘れて、可能な限り視点を変えて見つめてしまった。

 まだチェックイン予定まで時間があったので、徒歩で鴨川ぞいを歩きつつ、祇園界隈へ。ひとり旅でも、少しは若い観光客らしくと、茶寮都路里の暖簾をくぐる。予想通り、階段に行列が出来ていましたが、絶対ひとりなら待たずに通してくれるはず!計算どおり、数名のお嬢さん方を抜き短時間であんみつにたどり着けました♪そりゃひとり客ってのは浮きまくってるし、まわりのお客さんからの視線が少々痛かったけれど…。「いちいち気にしていたらひとり旅が出来るか!」と強がり半分背伸び半分でのんびりしてやりました。つぅか、やっぱり数人で行動するのが当然っていう考えのほうがキモイ!うん。こっちも正論だよな?

 甘味を食してパワーが復活!。祇園の小路を当てもなく彷徨い歩き、時々お稽古事から帰宅する舞妓さんの姿がチラホラ。やっぱりなんちゃって舞妓とは品格が違うな~とか想いつつ。風神雷神図屏風を拝観しに建仁寺に足を伸ばす。もちろん風神雷神図屏風は国宝なので、レプリカ展示(写真撮影可)だったけど、建仁寺自体の庭と建築がもつ涼やかな雰囲気が気持ちよく。とてもくつろげた。大学時代、東洋美術史の授業内にスライドで閲覧した脱力系襖絵もあって、嬉しかった♪法堂双龍図も迫力満点。これから後800年くらい経ったらこの絵も国宝になったりするのか・・・と遠い遠い宇宙のことまで意識が飛ぶ。

 チェックイン時間が迫り、八坂神社から円山公園を抜け、1日目の宿となる知恩院へ。
 (実際には知恩院の敷地内にある知恩院和順会館という施設が宿舎となっています。)
 この旅のひとつのテーマ?は宿坊に泊まることなので。
 宿坊は安く泊まれるし、希望者は「朝のお勤め」に参加可能(宿坊によって異なります)なので、一味違う旅の思い出作りたいという方にはおすすめかと思います。

 無事チェックインを済ませ、実際に泊まるお部屋の印象は、古びた旅館のようでした。普通にテレビも付き。欲を言えばトイレと洗面台は共同なので、そのつど貴重品を持って鍵をかけないといけないのは少々不便でしたが。それ以外は質素で清潔感が感じられました。大浴場を広くて、疲れが取れました。部屋にもよるかと思いますが、私の部屋からは、木造の門としては世界最大の知恩院の三門(国宝)が間近に眺めることが出来て、眺めも抜群でした。
 私以外の宿泊客は数十名のお年寄りで構成されている「信仰奉仕団」なる団体さん2組、個人客は外国人観光客が数名と、私と同じくひとり旅風情の30代女性のみでした。個人客は同じフロアに割り当てられている為、廊下に出るたびに外国人の方と顔を合わせて、なぜか日本人とすれ違うよりも厳粛丁寧にお辞儀をし合ったりして、なんだか不思議でした。
 夜は人通りが多く、ごった煮的で私の苦手な京都の部分。川原町通りや寺町界隈を人ごみに流されつつ浮遊。あぁ。っやっぱり苦手だと思う。苦手!そんな時にひっそりとした隙間に神様の灯りを発見できるとほっとする。

 疲れ果てて宿坊にたどり着くと、無視していた足の激痛が無視できなくなり、靴下を脱いで確かめると親指の裏に靴擦れが!そりゃ、バスに乗らずにアレだけ歩けばね。
 靴擦れが痛くても、妙に誇らしい夜でした。

 熟睡できるはずが!布団がまったく体に合わず、全く眠れず。
 明朝4:30起床厳守なのに!

 
△2日目
 眠れなかったが故に4:30に起きて「朝のお勤め」に参加することが出来たのか?

宿坊で朝のお勤め
知恩院 朝のお勤め風景。

 ロビーにて、「朝のお勤め」の参加者集合。
 (参加者は外国人旅行者を除いた全員でした)
 朝霧が立ち込める中、知恩院本堂に向かう為石段を昇ってゆきます。 頭の中がまだ覚醒前の為、なんだかアノ世(死後の世界?)にでも分け入っているような…。皆さん口を閉ざしたまま、静か過ぎた。


 「朝のお勤め」は普段拝観客が入ることの出来ない阿弥陀堂の内陣で行われます。正座し、木魚のリズムに合わせて合掌、「南無阿弥陀仏」を唱えながらお坊さんが入場してくるのを待ちます。郷に入っては郷に従えということで、解らないお経の部分は耳を清ませつつ、得意な「南無阿弥陀仏」の合唱部分は心を込めて一心に唱えました。これぞまさに念仏というか、頭がだんだんぼーっとしてきて、でも意識のある部分はしっかり醒めていて、みんなの声がやがて一つに集中しだしてクライマックスに到達してゆく。

 なむあみだぶつなむあみだぶつ・・・なむあみだぶつなぁ~むぅ~

 こんな音楽も有りだと思う。
 ご焼香を済ませ、今度は事前に配られていた「元祖大師御法語」というありがたいお経の第二十七章(27日なので)をみんなで合唱。

 ありがたいことに、宿泊者全員の名前が読み上げられ、宿泊者とその先祖代々の供養と幸福を祈願していただきました。
 まさか、自分の名前が読み上げられるとは思っても見なかったので、ものすごく感動しました。自然に合掌礼拝が出来、とても心静かな状態で過ごせた。

 「朝のお勤め」の後はお坊さんからありがたい法話も授けていただきました。世の中の哀しい事件から、「千の風になって」の歌詞についての興味深いお話まで、とても心に残る内容でした。久々に素直に人の話に耳を傾けて、自分ながらに受け止めることが出来たかと思います。
 あっという間の2時間でしたが、阿弥陀堂から出ると、すでに太陽が顔を出していて、なんだか体の中から力が湧いてきました。

 朝食を済ませ、とても親切に接してくださった、フロントのお坊さんに「お世話になりました」と声をかけてチェックアウト。

 そして、憧れの国宝、重文の宝庫!蓮華王院(三十三間堂)へバスで向かう。三十三間堂を拝観する為に京都に来たといっても過言ではないので、この旅のメインと言っても好いくらい楽しみにしていた場所。
 仏師たちが全身全霊、至極の技を投じて掘り続けた千体もの十一面千手千眼観世音も、雷神風神像もいいっ!でも一番見たかったのは観音二十八部衆の像!
 あ~もう溜まらん!筋肉、手、表情、装飾具、風、どれをとっても息を呑む!

 早起きは3文の得とはこのことでしょうか?
 偶然にも大変貴重な光景に遭遇することが出来たのです。
 千体規則正しく並んでいるはずの千手観音像が数体、斜めにずらされており、白衣を身に着けている方たちが数人で(おそらく職員と仏師の方と思われる)千手観音像を厳粛な雰囲気の中解体しているではありませんか!!!
 近くに居合わせていた職員の方に尋ねてみると、千手観音像の保存修復の為、搬出作業中とのこと。
 普段は見られない、装飾具を取り外され、台座から降ろされ、背中の後光も外されている姿、(特に背中部分を間近に見ることができて狂喜乱舞)最後には担架上に組まれた木枠に和紙等で厳重に固定された後搬出されて行く姿は、死体でも運んでるみたいに見えてドキドキしたのでした。

 感動しすぎて疲れたにも関わらず、蓮華王院の向かいにある京都国立博物館に。惜しくも特別展は展示準備中で平常展にしか入場できませんでしたが、なんとなんと!ここでも「早起きは三文~」の効能?が持続し続けていたのか?

 前日、六波羅蜜寺で四天王像のうち2体だけしか拝観できず、ガックシきていたのですが…。なんとなんと、その四天王像の残り2体が偶然にも!国立博物館に展示中だったのです!うは~立ち寄ってよかっだ~(号泣)生きてりゃ善いことがあるもんですね!
 他博物館に貸し出し中ってのはよくあることなので、そんなに騒ぐことじゃないかもしれないけど、私にとっては、この出来事によって益々六波羅蜜寺の四天王像のファンになっちゃったのでした。まだ風が吹く前で、静けさを持ってるところがいいなぁ(満足)

 ゆっくりと博物館を巡った後、興奮を冷ます為、京菓匠 七条甘春堂 且座喫茶で一服することに。古い町屋造りの店内で、京菓子を懐石料理に見立てたお膳でいただける。注文次第では抹茶を自分で点てられるらしく、常に茶釜から湯気が漂い、窓からは小さな中庭が眺められ、自然と神経が緩んできて、ゆったり出来た。

 再び歩く気力を充電できたので、蓮華王院近くにある養源院、智積院、豊国神社、方広寺まで大小さまざまな寺院を拝観。
 中でも、伏見城の遺構を写して再建された養源院は印象的。小さいながらも、俵屋宗達が描いたユニークな杉戸絵等、貴重な文化財が収められており、拝観料を支払う時財布の中身が見えないほど照明が落とされていて(文化財保存の為)、お化け屋敷にでも迷い込んだようでした。養源院のもうひとつの目玉に「桃山の血天井」なるものがあるのですが…「血天井」といわれる天井の血痕は、今から400年前も前の戦国時代のもので。この天井に使用されている木材はもともと伏見城の床でした。伏見城を守っていた武士が敵に攻められて落城する前に380名以上が自刃。その遺骸は約2ヶ月もの間、伏見城に放置され、その血痕や顔や鎧のあとが縁側の板に染み付き、いくら拭いても洗っても落ちなくなったという。案内係のおばあさんがおもむろに指示棒を取り出し「ここが頭のあと。ここが腕。このあたりがお腹」と説明を聞きながら薄暗い天井をじっと見ていると確かに人の形に血痕が。
 ひぃ~。コレじゃ本当にお化け屋敷だよ~。

 この旅で拝観した寺院の中では、養源院が一番文化財保存に心血注いで努力されていることが印象深い。そのため院内では自由に拝観できず、常に職員のおばあさんの監視つきではあったけれど、拝観客が見学に来るたびそのつど障子を開け閉めし、出来るだけ光が入り込まないように保存しようとする姿にとても「ありがたさ」を感じました。学芸員実習の時の「展示と保存は矛盾した行為」という言葉を鮮明に思い出しました。

 また智積院の名勝庭園を痛く気に入って、時間を忘れて眺めていました。中国の廬山を模られていて、石橋より向うはあの世(極楽浄土)で、2年前に亡くした愛猫が私を呼ぶ…。なんてことを妄想していたら、濁っ水から(わざと濁らせてある)鯉がジャンプ!刹那あの世は消散し、我に還る。

 一路2日目の宿に向かう為、京都駅へ。遅めの昼食をすませる。
 ついでに京都駅に来ると必ず立ち寄ることにしている、美術館「えき」KYOTOに。偶然にも開館10周年記念として 三好和義 楽園写真展ハワイアン・スピリッツの初日。しかも三好氏ご本人が来場し、作品の解説をしているところに遭遇!幸運にも程がある!極彩色のまさにハワイアン・スピリッツに溢れる写真で、心地良かった。


十四春旅館
十四春旅館

 京都駅から地下鉄に乗って、今晩泊まる宿へ。
 最後の夜を過ごす宿は、これも楽しみにしていた、明治に建てられた京町屋の小さな宿。国の登録有形文化財にも登録されているらしく、戸を閉めるのに少々コツを要する古さに感動。おばあちゃんの家を思い起こさせるような佇まいと、おかみさんのおもてなしの温かいこころが人気で、観光シーズンは予約が取りにくいそうです。
 古いとは言っても、生活に必要な洗面台やトイレ等は使いやす現代的に改築されていて、アメニティ類もオールフリーで、本当に身一つで来ても「我が家にいるようにくつろげる」配慮と気配りが行き届いていました。到着時に、おかみさんが点ててくれるお茶も染み渡る。
 宿泊客の中には脚本家の方が「篭もり」に長期滞在される方も多いそうで、隠れ家的な雰囲気が一番の魅了ですね。お風呂も檜風呂で、体の疲れも溶かしてくれました。

 おかみさんとしばらくお話して、一休みした後、夕食にありつくべく外へ。あまりお腹も空いていなかった為、近所の蕎麦屋兼居酒屋にふらり。
 カウンター席に通されるも、ひとり客のお仲間?が多かったので、リラックスできました。調子に乗ってビールをおかわり。ほろ酔いの出来上がり。
 
 この日は布団もふかふかでよ~く眠れたのでした。


△3日目
 翌日は遅めに起床。
 前日の要望どおりの時間に、朝食を1階の広いお部屋で頂きました。
 朝食は、旅館食と言うよりは、京都のお母さんが作った朝ごはんで、炊き立ての生姜ご飯が絶妙な味で、ついついお腹いっぱい平らげてしまいました。茄子の田楽やごま豆腐、焼鮭、お味噌汁も上品な味で、ウチの母にも見習って欲しい美味しさでした。

 精算時にも、おかみさんとお話させていただきましたが、この貴重な建物を残すのに、大変なお金と労力が必要なことを教えてくださいました。「この家を「残すこと」が私の使命」と晴れ晴れとした表情で語ってくれたおかみさんを私は忘れない。
 そんなおかみさんの苦労の上に私たち宿泊客が集い、また不思議な縁が産まれる。ひととひととを自然と、また必然的に結び付けてしまうこころがこの旅館にはあるのかもしれない。


 おかみさんからお土産として素敵な扇子を頂いて、心も体もほっこりさせて、出発。
 地下鉄と、バスを乗り継いで、大原に。
 前日まで行き先は決めてなかったんだけど、なんだかゆっくり出来そうな、森のイメージがあったので。もちろん庭園や仏像もたくさんありそうだったので。


 大原の紫蘇畑を抜けて、三千院、実光院、宝泉院を目指す。
 大原の寺院はそれぞれ、素晴らしい庭があって、拝観料にお茶券付きのところも多い。庭を眺めながら、散策しながら抹茶とお菓子に舌鼓を打つのも善し。

写経
写経


 三千院では写経も体験できる。姿勢呼吸を整えて、十六文字を無心でと言うよりは一生懸命ナゾって、書き終えたら奉納させていただく。
 
 写したお経

 七 佛 通 戒 偈
 諸悪莫作 諸善奉行 自浄其意 是諸佛教
 
 大意:すべての悪しきこととをなさず、善いことを行い、みずからの心を浄めること、これが諸佛の教えである。

御朱印
御朱印集め

 阿弥陀三尊像が安置されている往生極楽院の天井画が最近復元模写されて展示されていた。この復元模写の様子はテレビ番組で知っていましたが、あれほど鮮やか青に10体の天女が浮遊する様はまさに極楽浄土。胸を打つ光景でした。眼にした週間に音楽がたなびく。


 お土産に漬物を買って家路につく。

 帰りの高速バスのなかで、拝観した寺院で頂いたパンフレットを読み返す。
 そのなかの宝泉院のパンフレットにこんな言葉が記されていた。

 仏のことば

 ことばだけ美しくて
 実行の伴わないのは
 色あって香りのない
 花のようなものである

 花の香りは
 風に逆らっては流れない
 しかし善い人の香りは
 風に逆らって世に流れる

 眠られない人に夜は長く
 疲れたものに道は遠い
 正しい教えを知らない人に
 その迷いは長い

 法句経


 長文にて失礼しました。

お土産
旅の思い出たち


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900年の時を超えて よみがえる源氏物語絵巻 

2006/09/05 Tue.

よみがえる源氏物語絵巻

 
 広島県立歴史博物館にて「よみがえる源氏物語絵巻~平成復元絵巻のすべて~」展を鑑賞してきました。

 平安時代後期(12世紀前半)に製作されたとされる「源氏物語絵巻」。現存する最古の物語絵巻を平成11年から先端技術を駆使して、当初の姿に復元模写をする事業が進められてきた。平成17年に国宝「源氏物語絵巻」全19図の色鮮やかで美々しい復元模写が完成。約900年の時を経て新たに命を吹き込まれた源氏物語の世界が堪能できる。


 NHKでこの復元の様子を記録した番組を私もずっと見ていて、科学技術の進歩や細密さの極限にまで達しなければならない模写技術(結局は900年前と同じで人の手なんだけれども)ただため息ものだったけれども…。

 実際にガラス越しに復元模写された実物と国宝の原寸大写真をみくらべると、「嘘・・・」とつぶやきたくなるくらい、爽やかで清々しい色彩に(もちろん豪華絢爛なんだけども)満ちていた。

 国宝の「源氏物語」はもちろん900年も前のものだから剥落や褪色が激しくて、あまり色彩を想像できる状態ではないし、「源氏物語」のストーリー上、どろどろしたイメージで、どうしても渋い色調を想像してしまっていたから、疑わずにはいられなかったんだよ。

 よく考えたら当時の顔料は「白」以外は全て天然のものから出来ているから、全て自然で、眺めてると安心できる。

 でもやっぱり「鉛白」の「白」は別格で透明感にあふれていて美しく、感動した。

 模写復元お疲れ様でした。


 余談だけど。
 この特別展にそりゃあ力入れてるのは解るけど、スーツ姿の関係者がわんさか溢れているのはいただけません。

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人に[みせる]ということ 

2006/06/27 Tue.

球体関節人形展 「櫂」



 偶然、機会が重なりました。
 野暮用で倉敷に立ち寄る機会がございましたので。

 倉敷市立美術館にて
 球体関節人形展 「櫂」を観てきました。
 人形作家の堀佳子さんが主催されている人形教室の作品展です。

 web上でも仲良くさせていただいているkafkaさんの作品も展示されているということで、愉しみにしておりました。

 最初、受付や監視員にゴシック・ロリータファッション?の方が居られて若干引き気味になりましたが…。
 それでも私がまだ味わったことの無い世界だったので、新たな世界に足を踏み入れるという、最近遠ざかっていた喜びが感じられました。

 思っていたよりも大規模な展示数だったので、様々な大きさの人形たちに圧倒されました。


 私的感想を言わせていただきますと。
 う~ん。正直言って、作品のテイストがゴス・ロリータの方向か、ふんわか可愛い方向か、大きく分けて2パターンくらいしか眼に入ってこないと言うこと。(もしくは漫画系美麗調のもの)

 初めて、球体間接人形を見させていただいて。
 もしかしたら、実物を目にするよりも、写真や、映像などの[演出された]媒体での方が魅力が倍増して見えると思うのは私だけでしょうか?
 だから、人形の写真集がたくさん出版されているのかも。


 人形では「何を伝えたいのか」系のハッキリ言えるものではなくて、その人形の根底というか、背景と言うか、重い、深い雰囲気みたいな、「言葉に出来ないもの」(オーラに近いもの?)を感じ取れることが出来たら最高なんじゃないかと思う。


 そんなことを感じました。

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Category: 非日常

生か死か 

2005/11/12 Sat.

 すばらしい番組を見た。

 『たけしの日本の教育白書』という番組だ。

 「命の授業」というテーマで、小学生が自分たちで育てた豚を食べる。という授業を追った番組だった。


 こどもたちは豚にPちゃんという名前をつけ、可愛がる。

 そして、卒業のとき、次ぎの学年の子達にPちゃんを引き継いでもらって育ててもらうか、食肉場に引き取ってもらうか、自分たちで殺して食べるか、選択肢が用意された。


 つまり、自分の愛してやまないペットを殺して食べられるか?という。

 子供たちは何度も何度も涙を流しながら話し合い、結局、最後の選択肢は先生にゆだねることになった。


 そして出された結論は食肉加工場に引き取ってもらうことになった。

 私は食べるべきだと思ったので、ちょっとガッカリしたのだけれど。


 そして、その番組に付け加えられたコメントが「子供たちが一生懸命考えたことに意味がある」といものだった。


 ・・・なんだかなぁと思った。世の中で最後に評価されるのは「結果なのに」、そんな世界に放り出すくせに、「考えたことに意義がある」という中途半端な言葉で済ませるのか。


 ちょっと意味が解らないわ。

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2017-10

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